ボランティア活動
旭川育児院に寄贈について
平成22年8月3日
毎年恒例で永山の夏の風物詩「永山屯田祭り」が今年も7月30日(金)~8月2日(日)で行なわれました。今年は生憎の天候でしたが、当販売所前で行う『道新縁日』の8月1日(土)は運良く持ち直し晴天が覗き込み、踊り子さん観客のお客様には最高のコンディションでした。
私ども「道新永山販売所」は毎年、小規模ですが店舗前にて縁日を開催。日頃お世話になっている読者様向けに、今年は「スーパーボールすくいとお楽しみくじ」を行ない、例年に無く大好評で幕を閉じました。昨年の傾向から準備を進めて参りましたが、今年は300名を越すお客様が18時30分~19時30分の間に来客して下さり、良い意味で予想に反し、当所員皆「うれしい悲鳴」でした。絶好の天候が一番の理由でしたが、お客様の中には「スーパーボール欲しくて!」と言った子供達も。来年も知恵を振り絞って準備しないといけませんね。景品の在庫を少々抱えてしまい昨年同様、旭川育児院(旭川市台場2条2丁目3-45)に寄贈致しました。当院の院長でおられる鹿野誠一氏、副院長宮川新治氏に一年ぶりに再会しお話を伺いました。旭川市内では唯一の児童養護施設、幼児3歳から高校3年生までの男女66名が生活をともにしており、職員の先生方総勢33名で自立に向け親、家庭に代わり養育しています。
親のいない子供や家庭環境が悪く家庭での生活が困難な子供、色々な事情を抱えている子供達がいます。我々が訪問した時はちょうど夏休みで、元気な子供たちに手厚い歓迎で迎えてもらい、少し驚かされました。まさに学校の休み時間の様な賑わいでした。教育の一環として当院では全子供たちにピアノの授業、剣道の授業を行ない、少しでも社会に出た時の個々のスキルとして役立つようにと配慮されています。また夏休みには花火大会や冬休みにはクリスマス会など毎年思い出に残る様な行事も行なわれ、一般の家庭と遜色ない生活を送っています。高校生になるとほとんどの子供たちがアルバイトに就き自動車免許の取得費用を自分達で蓄えているそうです。なかなかそんな高校生の方が今は少ないのではないでしょうか。来年には育児院の全面改装も始まり、「ますます子供たちが生活のしやすい当院にします」とお力強いお言葉も頂き、今後も当販売所は旭川育児院さんに出来る限り協力しお手伝いさせて頂きたく思っております。